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NSTDA分析試験センターいよいよオープン。TSP、16の機関と手を携え、タイの企業の競争力を強化、タイ4.0の時代に向け国の試験ハブとして歩む道へ。
は式典委員長を務めるNSTDA長官ナロン・シリルーウォラクン博士始め、タイランド・サイエンスパーク(TSP)所長ジェーンクリット・カナータラナー博士、NSTDA分析試験センター所長ナッタポン・ウティパン博士、その他役員臨席の下「NSTDA分析試験センター 英語名 NSTDACharacterization and Testing Center (NCTC)」の開所式を執り行いました。NCTCの目的は規格に準拠した高価な最新科学機器を用いて標準的方法により分析試験サービスを提供、かつ研究者やエンジニア、専門家チームのアドバイスも提供して、複雑な分析試験がより容易かつ迅速に行えるよう週7日24時間体制でサポートすることにあります。
NCTCの分析試験サービスは、農業や食品、健康、医療、ロボット、メカトロニクス、自動車、自動車部品といった様々な産業能力を高め、競争力を強化します。NCTCは「タイ科学機器センターネットワーク TSEN」と協力、情報や知識の交換を行い、互いのネットワーク内のサービスを連携して同じ方向に向かって国の発展を目指し、タイの企業の競争力を高め、強固なものにしていきます。
「タイ科学機器センターネットワーク」 は次の16機関が提携しています。
1. NSTDA分析試験センター |
9. ブラパー大学 |
ナロン博士は、「タイは科学技術と技術革新により推進する経済 タイ4.0を推進、海外の技術に頼る生産の時代から自国の製品とサービスで付加価値を高める時代へと変化しつつあります。世界市場における競争力は「技術革新、生産性、基準」の3点において問われます。よって、世界市場に参入するには、企業や民間が科学技術と技術革新による事業経営を行う必要があります。そのためには大学の研究者や教授、政府公的機関の協力が欠かせません。様々な恩典も含め、研究開発基礎の構築を支援して行く必要がありますが、もう1つ重要なのは、公的機関がこうした製品の品質と安全性を高める支援を行っていくことです。得られた情報を改良、研究開発、生産工程、材料のダメージ分析、産業問題の改善に生かし、さらに原料の品質管理や病理研究のための微生物種の特定など高価過ぎて投資の採算が難しい分析試験機器に頼らざるを得ない、情報分析に研究者やエンジニアの専門性が不可欠な分野への機器や分析試験サービスを行っていきます。分析試験サービスの費用はほぼ400億バーツ、民間は海外に分析試験を依頼しなければならないのが現状なのです。」と述べています。
NCTCでは以下の分析試験サービスを提供しています。
サービス詳細その他お問い合わせ
NSTDA分析試験サービス INC2ビル タワーC3階
コールセンター :0-2117-6850
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