TSP Safety

研究活動のための安全性と環境

          TSPではパーク内のスペース管理において、TSPコミュニティと周辺地域の安全と環境を第一に考えています。安全文化の融合と環境保護を研究開発活動の一部と捉え、TSP研究者、見学者、訪問者にとって適切かつ安全な環境を整えています。

          パーク内研究ビルの管理は、安全管理システム基準と研究室安全ガイドラインを順守しています。

  • 研究活動による危険の表示とリスク管理
  • 設計・安全基準に従う研究室の設計
  • 研究室から出る危険廃棄物の処理
  • 研究室から出る汚染物質の処理と環境品質の監視
  • 非常時に備えたビルの安全システム(緊急時通知システム、緊急時防止・停止システム、非常用電源システム、煙感知システム、その他補助装置)
  • 入居者に安全性を喚起する研修
  • 研究室の安全監査
  • ビルの安全管理システム 

INC2ビルは、様々な分野の研究開発用に設計され、以下の研究活動サポートシステムを兼ね備えています。

  • 主電源2か所の発電機を使用した予備電源システム完備の高い安全性を誇る電気システムを有し、継続性が求められる研究活動に備えUPSによる8時間以上の予備電源の供給が可能
  • 湿度、温度、粉塵をろ過した外気を館内に取り入れる換気空調システムにより、常に館内に空気を循環させ、空圧管理システムを併用して粉塵や湿気が館内に入らない二重構造を採用
  • 予備ポンプシステムにより常に使用可能な水道システムと、1日以上予備の水源を確保できる貯水池を完備
  • 最新科学技術を利用した防火システム。煙探知機と温度感知機による自動通知システムが防火システムと相互作用し、サンドイッチ方式で、火災発生階間の空気を圧し、館内の他の場所への煙の流出を防止。また、2時間以上熱に耐えられる防火扉を有し、延焼を防止。システムにより避難経路全扉のロックを自動解除し、館内利用者を安全に避難誘導。
  • 化学物質の漏出を防ぐ空圧システム、化学物質やガス漏出時の非常換気システム、非常用ボディ洗浄機、洗眼機
  • 各階設置の非常用電話により、非常時には中央管理センタービル担当者に24時間連絡が可能
  • 中央管理センタービルの安全管理システム 400台以上の監視カメラにより管理

          TSP内で行われるあらゆる研究活動が、研究ビル安全管理の専門知識と長き経験を持つ安全・環境管理チームの管理下にあり、最新技術の安全管理システムを設置していると自負しております。さらに、TSPコミュニティのみなさまに安全に関する喚起と備えを構築すべく、TSP研究者と入居者の職員を対象に、安全に関する知識提供を目的とした、応急処置プログラム、初期消火プログラム、タイ工業規格18001-54などの研修を無料で定期開催しています。