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SCG、TSPにて「オープンイノベーションセンター」を発表研究開発協力により世界からの事業をさらに発展させ、より速く、より良い、イノベーションの創出を目指す
2017年7月19日 SCGは官民部門はじめ、世界中の教育機関とイノベーション研究開発協力を行う 「オープンイノベーションセンター」を発表しました。より迅速かつ優れたクリエイティブなイノベーションネットワークの構築を願い、研究内容を実際に事業化するまで推進するためにSCGの能力を強化するだけでなく、消費者のニーズに応え、生活の質を向上、さらには、タイの産業競争力をASEANで通用するまでに強化していきます。式典は、首相府大臣スウィット・メーシンシー博士と科学技術省大臣アチャカー・シーブンルアン博士を来賓に迎え、 SCG社長ルンロート・ランシヨパート氏、SCG副社長チョンナット・ヤナーンノップ氏、SCG役員臨席の下、執り行われました。
スウィット博士は、SCG「オープンイノベーションセンター」について、「イノベーションの力で、タイの経済が、中所得国から高所得国へ、知識重視社会の時代から生活の質向上重視の社会へと変わる可能性を持つための、民間部門発信の重要な牽引力の一つになるだろう」と語りました。
アチャカー博士は、「タイランド・サイエンスパーク(TSP)のSCG「オープンイノベーションセンター」により、科学技術の知識移転においてあらゆる部門が恩恵を受け、イノベーションの創出に利用できるだけでなく、タイ産業界のレベルが上がり、今後ASEAN地域の競争へ対等に参入する準備を整えられる」と述べました。
NSTDA長官ナロン・シリルーウォラクン博士からは、「経済を牽引するイノベーション」について興味深い話がありました。「NSTDAはTSPを、政府の研究センターとしてではなく、民間が研究のために入所することを求めて設立しました。政府が高価な機器、仕組み、専門家などで研究を支援、イノベーションを通じて農業・工業を営む民間部門ひいては国の経済に影響を与えることが目標です。SCGがオープンイノベーションセンターの設立にTSPを選んだのは、TSPに入所するSME始め国内外の大企業の協力が得られるだろう、SCGが興味を抱くイノベーションを持つ企業が存在すれば、共同事業を行う機会があるだろう と期待してのことです。SCGのオープンイノベーションセンターが正式にオープンし、世界中の人を迎える準備が整う暁には、TSPが研究開発活動で活気づくものと信じています。」
SCGイノベーション委員会会長のチョンナット氏は、「1,800人を超えるSCGの研究開発トップ人材の知識と能力による研究開発事業を重視、年間60億バーツの予算を投じる計画です。タイ国内とASEANにおける長年の事業経営で培った顧客層の経験と理解により、 SCGオープンイノベーションセンターは興味を抱くパートナー企業を含むSCG3大事業のイノベーション開発力を強化し、高付加価値(HVA)商品とサービスをより迅速に創造するだけでなく、現代の幅広い消費者ニーズにより良く応える可能性を秘めていると確信しています。」と付け加えました。
“「研究開発は、SCGにとって競争力を強化するのに重要です。2016年、SCGはHVA類の売上げが1,600億バーツ、総売上げの38%を占めました。現在も立ち止まることなく、イノベーション創出の専門性を生かしたオープンイノベーションセンターを立ち上げ、歩み続けています。SCGと国内外・産官学間に研究開発協力関係を生み出し、各機関の交流によりイノベーション創出の潜在性を高め、消費者にとって生活の質の向上が可能な商品とサービスのレベルアップができる、中央センターとして利用できたらと思っています。」
チョンナット氏は「SCGオープンイノベーションセンターは、また、科学技術研究開発を行う上での知的財産所有者である世界中の起業グループ向けのシステムとして研究開発を支援するスペースをオープン、将来の共同事業移転に向け、SCGにとって高い可能性を秘めた、特に資材、クリーン技術、センサー&IoTイノベーション分野での共同開発を目指しています。」 と締めくくりました。
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